昔は徹夜できたんだけどなぁ…──“年齢かも!?”と思った瞬間シリーズ【第5話】

暮らしの気づき帖

かつての自分に思いを馳せる

学生時代は、徹夜でゲームしても平気だった。
仕事を持ち帰って深夜までやっても、次の日にはケロッとしてた。

……なのに。

最近は、22時を過ぎたら急に目がショボショボしてくる。
「このあともうひと作業だけ…」と思った瞬間、
気づけばソファで寝落ち。


“ちょっと休憩”が本気の仮眠に変わる日々

・夜のニュースの途中で意識がフェードアウト
・横になったら即寝、目覚めたら1時間経過
・夜遅くまで出かけようとすると、夕方から体力を温存し始める(笑)

そして何より…

「回復が遅い!!」
1日動いただけで、翌日はグッタリ。
若い頃なら一晩寝れば済んでたはずなのに、今は**“回復に2日”がデフォルト**。


若者の“ノリ”がもはや別世界

「今日オールしようぜ!」
「カラオケ朝まで行こ!」
「旅行で夜行バス!」

……もう、どれも恐怖ワード。

「昔はよくやってたんだけどなぁ…」
と思うと、ちょっと寂しいような、懐かしいような。

でも、よくよく思い出してみると、自分たちも似たようなことをしていた。
徹夜でカラオケして、朝マックで語り合って、家に帰って寝るだけの休日もあった。

若者のノリが理解できない…と思うのは、“あの頃の自分”と少しだけ距離ができた証拠なのかもしれない。

そして今、無理が効かなくなった代わりに、“ちゃんと休める自分”になったんだと思う。


でも、今の自分をちょっと好きかもしれない

無理をしない。
疲れたら素直に休む。
「今日もがんばった」と自分をねぎらう。

昔は「まだまだいける!」が美徳だったけど、
今は**「今日も無事に一日終えられた」が嬉しい。**

体力は落ちたかもしれないけど、
そのぶん、自分の“ペース”をちゃんと大切にできるようになったのかも。


最後にひとこと

気持ちは、若いまま。
でも、体が教えてくれる「今の自分に合った過ごし方」も、悪くない。

昔は昔。今は今。
今日も一歩、自分らしくいこう。

きっと、昔の自分をうらやましく感じるときもある。
でも、年齢を重ねたからこそ、「自分のことをいたわる時間」や「無理をしない選択」ができるようになった。

無理して頑張っていた頃の自分も大切だけど、
今の“ちょっと疲れやすい自分”にも、ちゃんと優しくしていきたいな、と思う。


📘 このお話は「えっ…これ、年のせい!?」シリーズの一部です。
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