気づいたのは、ふとした瞬間だった。
スマホでニュースを読んでいて、
ふと「ん?」と違和感がよぎる。
……文字、やたら大きくない?
「え、これ誰かがいじった?設定バグった?」
最初は本気でそう思った。
でも設定を見ても、ちゃんと“標準(のはず)”。
ただ、よく見ると“文字サイズ:やや大”になってる。
──あれ、もしかして、自分で拡大したのか…?
若い人のスマホ見て衝撃走る
若者のスマホ画面をチラッと見たとき、
その文字の小ささに震えた。
「これ……老眼関係なく、見えるの?」
ニュースアプリもLINEも、文字が粒のように並んでる。
しかも本人はスイスイ読んでる。
こっちは「拡大鏡モードですか?」ってくらいの
フォントサイズで読んでるのに。笑
気づけば「このサイズがちょうどいい」になっていた
思えば数年前。
「ちょっと文字が見えづらいな…」と思って、
“ほんのちょっと”大きくした。
でも、それがどんどん心地よくなって、
今ではそれが完全に“普通”。
SNSの投稿が画面に1投稿ずつ、
Yahoo!ニュースはタイトルで画面半分、
LINEは1メッセージで「どーん」と圧を放つ。
でも、**見やすい。安心感すごい。**笑
とはいえ、ちょっとショックでもあるよね
「自分もついに“デカ文字ユーザー”か…」
という軽いショックは、やっぱりある。
昔は「お年寄りのスマホって文字大きいよね〜」なんて言ってたのに、
気づけば自分がそのポジションに近づいてるような気がして。
でもさ、見えなきゃ意味がないし、
見えることでストレスが減って、
操作ミスも減って、なんなら気持ちも穏やかになってる。
最後にひとこと
“老眼”って言葉にちょっと抵抗があっても、
“ちょうどいい文字サイズ”って、今の自分への思いやりかもしれない。
ちょっと大きめの文字で、
今日もいつものニュースをのんびり読んでる。
それでいい。
むしろ、それがいい。
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👉 “若者の流行語”がまるで暗号──言葉のギャップに戸惑った日
📘 このお話は「えっ…これ、年のせい!?」シリーズの一部です。
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