買ったばかりの服でおでかけ──タグ付けたままの私に気づいた瞬間

うっかり不安シリーズ

新しく買った服って、どうしてあんなにテンションが上がるんだろう。

鏡の前で何度もポーズをとってみたり、
「これに合う靴は…」なんて、いつもより時間をかけてコーディネートしてみたり。

その日はそんな気持ちで、
お気に入りの服に袖を通して、ちょっとウキウキしながら出かけたんです。


「あの…タグ、ついてますよ」

おしゃれなカフェに立ち寄って、注文を終えたあと。
店員さんが、少し申し訳なさそうな笑顔でこう言いました。

「あの…お背中に、タグが…ついてますよ」

……一瞬、時が止まりました。

「えっ、うそ……タグ?」
慌てて後ろを手でまさぐってみると──

ありました。
ビローンとぶら下がった、値札のタグ。
堂々と、背中の真ん中に。


その瞬間の恥ずかしさと、少しの笑い

その日は、街を歩き、店に入り、人とすれ違い……
なのにずっと、あのタグは私の背中に揺れていたのかと思うと、
顔が真っ赤になりそうでした。

でも同時に、ちょっとおかしくなってきて、
「まぁ、そういう日もあるか」と笑えてきたんです。


“うっかり”って、誰にでもある

きっと私だけじゃないはず。
電車に乗ってて、スーパーで買い物してて、
「タグついてる人、見かけたことある!」って人、結構いますよね。

そのときって「うわ、恥ずかしい〜」より、
「気づいてないんだろうな〜」「誰か教えてあげて〜」って、やさしく見守ってることが多い。

つまり──
“うっかり”は、人を笑顔にするし、やさしさに気づかせてくれるものかもしれません。


伝えてくれたあの店員さんへ、ありがとう

そのときの店員さんの声が、
「恥をかかせないように」っていう、やさしさに満ちていて。

ただのタグひとつだったけど、
私はなんだか救われたような気がしたんです。


まとめ:うっかりは恥ずかしい。でも、ちょっと愛おしい。

もう、次からは絶対にタグをチェックしようって思いました。
でもたぶん、また別のうっかりをするんだろうな。

そのときも、
「私ってほんとダメだな」じゃなくて、
「またネタができちゃった」って笑える自分でいられたらいいな、と思います😊


……と、こんな“うっかり”をやらかした私ですが、
帰り道にはすっかり落ち着いて、
「今日の私はタグ付きプレミアム仕様だったんだな」と笑って帰りました。

みなさんにも、こんなタグ付きエピソード、ありますか?
あったらぜひ、こっそり教えてくださいね😊


日常の中の“うっかり”って、本当に不意にやってくるもの。
実はもうひとつ、私の中で忘れられない“うっかり”があって……
それはスマホを探していたときのこと。👇
スマホが見つからない…と思ったら手に持ってた|うっかりエピソードと気づきの話

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