「リストに書いたはずなのに…」──なぜか忘れてしまう理由
買い物メモにちゃんと書いておいたのに、なぜか帰宅してから「アレ買い忘れた!」と気づく……。
そんな経験、ありませんか?
しかも忘れたのって、よりによって“本命”だったりするんですよね。牛乳とか、卵とか、ソースとか。
リストに書いておいたのに、なぜ? 脳はどこに落としてきたの?
……でも、これ、あなたのせいじゃないんです。
実は、買い忘れにはちゃんと“起こる理由”があるんです。
買い忘れを招く“脳のクセ”と買い物環境の影響
忘れるときって、だいたい“買い物中に別のことを考えていた”瞬間じゃないですか?
脳は、ひとつのことに集中していると、他の情報をスルーしてしまう性質があります。
例えば…
- 特売品を見つけてテンションが上がる
- 予算オーバーが気になって冷静じゃなくなる
- 子どもに話しかけられて注意が逸れる
これだけで、リストに載っていた“本当に欲しかったもの”が抜け落ちてしまうんです。
さらに、「売り場の配置」も影響します。
リストに書いたものがバラバラの場所にあると、 脳は“目に見えるもの”を優先して処理します。
つまり… **「見えなかったから忘れた」**という、なんとも素直すぎる結果に。
“うっかり”を減らす3つの小さな工夫
「リストに書いたのに忘れる」
それを防ぐには、“脳が忘れやすい”ことを前提にした、ゆるい工夫が効きます。
🟢 ①「買い物リストは“手書き+チェック式”」
スマホでメモする人も多いけれど、**“手で線を引いて消す”**アナログ式の方が記憶に残りやすいです。
チェック済みが目に見えて安心できるのもポイント。
🟢 ②「リストに“重要度”をつける」
・絶対買う:◎ ・できれば買いたい:○ ・気になってる:△
こうしておくと、“本命”だけは忘れにくくなります。
🟢 ③「レジ前で“逆順チェック”」
買い物が終わったあと、リストの下から見直すだけでも全然違います。
つい“上から確認”しがちだけど、意外と下の方が本命だったりするんですよね…!
買い物も暮らしも、うまくいかない日があっていい
「あーあ、また忘れた」 「なんのためのメモだったんだろ…」
そんな日もあります。
でもそれって、“完璧に生きようとしている証拠”かもしれません。
ちょっと忘れたからって、暮らしがダメになるわけじゃない。
うっかりがあったって大丈夫。
“失敗しない”よりも、“失敗しても笑える”暮らしの方が、 きっと、すこしだけ楽しいはずです🍀
「あれ、鍵かけたっけ…?」って不安になる瞬間、ありますよね。
そんな“うっかり”の背景と対策については、こちらの記事でも紹介しています👉
▶ 玄関の鍵、かけたっけ?って思うあの瞬間──うっかりの正体と、ちょっと安心できる方法
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